麻布十番祭りの由来とは?場所はどこでやってるの?混雑はどのくらい?
毎年8月になるとTwitterやインスタなどのSNSを賑わす麻布十番祭りの画像、あなたも見たことありますよね。
芸能人やモデルもたくさん訪れているみたいだし、なんだかみんな美味しそうなものを食べていてオシャレだし、盛り上がっていてとっても楽しそう!
でも、あれってどういうお祭りなんでしょうか。この記事では気になる麻布十番祭りの由来を説明していますのでご覧ください。
ちょっと行ってみたいかな、と思っているあなたへ、お祭りの場所と混雑状況についてもご紹介します。
麻布十番祭りの由来とは?
麻布十番祭りは麻布十番納涼祭りと言うお祭りになります。
東京都港区の麻布十番商店街振興組合が主催して行われる納涼祭りで、日程は8月の中ごろの金・土・日曜日に3日間連続で開催されます。
もともとは地元の住民による下町のこじんまりとした納涼祭りだったのですが、40年以上に渡り開催され続けるうちに現在のような大々的な祭りになったのはこの土地ならではの背景があります。
麻布十番は港区と言う立地上、六本木がすぐ近くです。六本木ヒルズができたり大江戸線や南北線が開通したことから、人の流れも注目度も一気に変化を遂げました。
もともと美味しい隠れ家的なお店が多く、芸能人やセレブが密かに通ってる街と言われていましたが、結構下町情緒が残っており、素朴で、きらびやかな雰囲気の町ではありません。
土地柄、各国の大使館がお祭りに出店しており、日本のお祭りなんだけれども外国の珍しい食べ物の屋台が沢山出る、と言うことで珍しく目新しいことからどんどん注目を集め、若い人たちが多く訪れるようになりました。
最近は食フェスが盛況ぶりを発揮していますが、昔はそういったイベントはありませんでした。
麻布十番祭りの屋台は、普段なかなか口にすることのできない麻布界隈の地元の名店や郷土料理の露店などバラエティ豊かで、出店でありながら本格的なグルメが楽しめる点が当時は他にない新しさがあり、多くの人の興味を引き付けたのだと思われます。
また、芸能人がたびたび紹介していることも、注目を集める火種になったと言われています。
現在は下町の納涼祭りのイメージからはかけ離れた一大イベントと化しています。例年の来場者数は15万人、出店の数は約300件と言われています。
催し物の目玉は十番大通りで行われる骨董市、一の橋公園で行われる国際バザール(各国大使館の協力による出店)です。
十番大通りの六本木ヒルズよりでは地域物産展も開催されます。
麻布十番祭りの場所はどこでやってるの?
麻布十番祭りが開催されている場所は、地下鉄の麻布十番駅から徒歩で数分で行ける十番大通りと、その周辺に点在するパティオ十番、一の橋公園、網代公園、氷川神社などでイベントが行われます。
最寄駅は都営地下鉄大江戸線麻布十番駅、東京メトロ南北線麻布十番駅です。
ただし麻布十番の駅を利用するととんでもなく混んでいますので、隣の六本木駅から歩いたほうがスムーズかも知れません。
歩きながら骨董市や出店などひやかして楽しめますので、六本木から歩くことは全く苦にならないと思います。
麻布十番祭りの混雑はどのくらい?
年々人が増えている麻布十番祭り、遊びに行くなら混雑はかなりのものを覚悟しておきましょう。
少しでも空いている日を狙うなら金曜日です。土曜日が一番混んでいて、日曜日の方がマシのようです。
混雑のピークは夕方17時半ごろと言われています。お祭り自体は15時~21時の開催です。
とにかくどこもかしこも大混雑なので、お店に入って一休みしたい、と思っても席が空いていません。
休憩をとるなら5分くらい歩いて、東麻布や二の橋あたりまで行くとよいと思います。
まとめ
人が増えるにつれマナーの悪さが問題化しているようですので、住民の方々に迷惑をかけないよう節度を守って楽しみたいものですね。
漫然とのぞきにいくと人の多さで参ってしまうと思うので、名店の屋台を狙うなど、目的を明確にして遊びに行くとより一層楽しめるのではないかと思いますよ。