冷え性は妊婦と赤ちゃんに悪影響なの?原因は?対策は何かあるの?
妊娠し子供を授かったママは、心の底から喜びを噛み締めていると思います。
赤ちゃんをすくすくと元気に育てたいと考えているはずです。
しかしここで障害になってくるのが自分自身の冷え性です。
冷え性は赤ちゃんにも悪影響を与えると言われているからです。
冷え性が妊婦さんと赤ちゃんにどのような影響を与えるか調べてみたいと思います。
冷え性は妊婦と赤ちゃんに悪影響なの?
女性の大半の人が冷え性だと実感しています。
この冷え性は妊娠したからといって改善する可能性は低く、
もしかしたら悪化する場合の方が多いです。
そして今まで冷え性ではなかった人でも、妊娠したことで冷え性になる場合も増えてきます。
妊娠するとなぜ冷え性が悪くなったり、発症するのでしょうか。
そしてどう赤ちゃんに関わってくるのでしょうか。
赤ちゃんは子宮で育っていきますが、母親が冷え性の場合は血液の流れが悪くなるので
子宮まで栄養が届きにくくなり、子宮自体も冷えてしまいます。
そして子宮の内側まで冷えると、赤ちゃんは温かいところを探して動きまわるので
逆子になる可能性もあります。
他にも栄養がキチンと摂れずに低体重になったり、早産や難産の危険性も否定できません。
そしてお母さんも冷え性だとお腹が張りやすくなり、
頻繁に張っている状態が続くと切迫流産や早産の危険性もでてきます。
お産も筋肉の冷えで硬くなり陣痛が弱くなるので難産の恐れもあります。
冷え性が妊婦に起こる原因は?
妊娠するとなぜ冷え性が悪くなったり、発症するのでしょうか。
冷え性は血行不良によるものが大半で、
妊娠すると血行が悪くなってしまうのが原因の一つです。
ではなぜ血行が悪くなるのか説明しますね。
妊娠すると赤ちゃんを守ろうと自然と今までの姿勢ではなくなり、
妊娠後期になると赤ちゃんも大きくなり
お腹が出てくると姿勢は前にお腹を突き出す形になり、
骨盤を圧迫して血液の巡りが悪くなり身体は冷えてしまうのです。
他にも今までの身体と違った症状でイライラしたり、つわりなどで自律神経が乱れてしまい
ストレスが要因で血管の収縮により冷えが起こります。
冷え性の対策は何かあるの?
冷え性対策で一番大事なのが血行不良の改善です。
お風呂や足湯などもかなり効果がありますが、今回は妊婦さんということで、
軽く身体を動かしてできる冷え性の対策を紹介していきたいと思います。
・イスに座り足を軽く前に出します。
・ゆっくりかかとだけを上げ、そして戻します。
・これを5分~10分すると、足の血流が良くなります。
<開脚・バタフライ>
おなかが大きくなると骨盤と脚との境目の血管が圧迫され通りにくいので
通すストレッチをすると効果があります。
座って開脚したり、座った状態で足の裏同士をつけ膝を床につけるように
バタバタ(バタフライ)すると股関節が緩み血流が良くなります。
まとめ
子宮が冷たくなると赤ちゃんにこれだけの悪影響が起こり、お母さんにも負担がでます。
でも考えてみると、羊水の中で育っている赤ちゃんは
少し温度が下がってもずっとそこで育つしかないのです。
そう考えると少しでも温かい羊水で元気よく育てたいと思いますよね。
冷え性を改善し、自分も安心してお産の日を迎えれるように頑張りましょう。